2016年1月4日月曜日

ボール・ハンドリングとドリブル入門

ボール・ハンドリングとドリブル入門


概要:ボール・ハンドリングとドリブルは最も重要な要素である。この2つのスキルを習得する事によって、コート上でルールの範囲内でバスケットボールを自由に移動できる。


スキル1:

バスケットボールの持ち方

  • 若い選手に両手でバスケットボールを持つことを教える。片方ずつの手で、バスケットボールの横腹をで持つ。
  • 選手は指を広げる。親指は胸の位置まで挙げる。
  • 若い選手達にボールをハンドリング(扱う)する自信を与えてあげる(慣れさせる)。

重要視する点

  • 膝を軽く曲げる。
  • バスケットボールの両横は強いグリップで持つ。
  • 頭を挙げる。(目線は前)
  • 指を広げ、親指は上を向かせる。

スキル2:

バスケットボールに慣れる

  • このスキルワークでは、バスケットボールを手から手へ動かし、全ての動きの中でコントロールするする事によってボールに慣れさせる。
  • 選手が定位置に止まったまま、ボールをハンドリング(扱う)事に慣れさせ自信を持たせる事が重要である。
  • 一旦選手がこのスキル(動き)に慣れてきたら、手から手へのボール移動は早めて良い。
  • ボールが動くスピードが早くなれば、選手が手でバスケットボールを叩く時に聞こえる音を出るよう教える。

重要視する点

  • 膝を軽く曲げる。
  • 手から手へバスケットボールを移動させる。
  • 頭を挙げる。(目線は前)
  • 指を広げる。親指は上。

スキル3:

トリプルスレットの姿勢

  • ボールに慣れた選手は正しくボールを持って動かく事ができる。入門レベルでこれを確認出来次第、バスケットボール競技での正しい姿勢を教えて良い。この正しい姿勢は「トリプルスレット」の姿勢と知られている。これは選手がボールを初めて受け取った時点で、コート上で3通りの「脅威(スレット)」のオプションを持っている概念に由来する。この脅威は、ドリブル、パス、そしてシュートである。バスケットボールのオフェンスはこの姿勢からスタートする。
  • このスキールはグループで各自ボールを持たせ教えて良い。
  • コーチの説明とデモ(実演)で選手は各自トリプルスレットの姿勢を修正・調整して良い。

ドリル:直線上をドリブル

  • 選手に直線上にドリブルできるように教える事から始める。選手が正しく直線上にドリブルしているか確認するためにも、コート上の直線ラインを使用して良い。
  • コーチは選手にトリプルスレットの姿勢からスタート準備させ、ボールをウェスト(腰)の位置に持たせ、選手がシュートする手(利き手)側でボールを構える。
  • 選手は利き手でボールを直線上を歩きながらドリブルする。
  • 選手はボールをドリブルする位置をトップからやや後ろに微調整する必要が出てくる。これは前方に進行するために必要。もし選手がボールをトップの位置からドリブルし続ければ、ボールは前方に進行しない。
  • ボールに対する手のひらの位置は、選手の進行する速さによって変わる。選手が進行に伴い、手の位置をいろいろ試してみるとボールに慣れやすくさせるだろう。
  • 選手がドリブルをする時に頭を挙げ視線を前にさせるためにも、コーチはコートの反対側で指で数字を作り、選手にその数字を読み上げさせる。そして、選手はドリブルするボールの高さをウェストから下に意識するように指導する。
  • 以前、ドリブルをする上で教えて技術はこのドリルでも適用する。

重要視する点

  • ドリブルをコントロールする。(ボールを叩かない)
  • ボールに対する手のひらの位置。
  • 手はボールを押す感じ。手首を下に曲げる感じ。
  • 両方の手を同じ頻度で使う。
  • ウェストより高い位置でドリブルしない。
  • 頭を挙げる。(目線は前)

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