2016年7月15日金曜日

日本代表が今やるべき事は田臥のようなリーダーをどんどん増やす事であり敗退したのはプロセス。

山頂までの距離がひとまず見えた大会


バスケットボールの男子日本代表が先日、リオ・オリンピック予選(FIBA QQT)で敗退した。アカツキ・ファイブに勝ったラトビアとチェコ。そしてラトビアとチェコに勝ったセルビアとプエルトリコ。そしてセルビアの優勝となったこの予選。アジアのチームがFIBA QQTで勝利した事は無いらしく、想定内の結果。しかしながら、決して落胆する必要は無い。

敗退はプロセス

プロセスは日本語に言い換えると過程や途中と訳される言葉。目的を持った何かを成し遂げる時に必ず出てくる考え方がプロセス。長らく国際大会に出ていない日本代表に経験が無いのは当然で、ここから段階的に登頂にまで至るプロセスが必要。このプロセスで如何に改善を繰り返し続ける事が出来るかが重要。

日本代表が今やるべき事

今回の予選で1番驚いたのは、試合内容では無く試合後のプレスカンファレンスでの長谷川監督と田臥選手の受け答え。特に田臥選手の自信のある受け答えと、言動の中身は芯が通っており、経験値とマインドセット、リーダーシップが備わっていると一目瞭然だった。そして、日本代表がやるべき事はまさにこういう選手、人材、スタッフ、監督をどんどん育てる事。Bリーグが始まる新たなスタートだけに、もっともっとグローバルに、外向きに、臆すこと無く負けを重ねていってもらいたい

https://www.youtube.com/watch?v=VivxInXnSF4

SMB7S Coach Seita


Losing is part of the process.

No one likes to lose the game, the competition, or being eliminated by the tournament.  Even myself who is not a pro player. It's a perspective and a process.  How you look at it makes a difference.  Where is the goal?  Where is the top of the mountain?  Where do you stand now?  It's a perspective and a process.  Look at a big picture.

SMB7S Coach Seita




2016年7月5日火曜日

【良書】バスケットボールの選手から監督まで1度は必ず読んでおきたい身体と心の本。(※ウォリアーズ監督スティーブ・カー推薦)

良書との出会い


つい先日、やっと図書館から貸し出しできた本があったので早速週末に読んでみました。この本はNBAのゴールデンステート・ウォリアーズ監督のスティーブ・カーが選手や友人には必ず推薦しているという本です。その名は"The Inner Game Of Tennis  W. Timothy Gallwey"です。そんなに絶賛されているのだから、何か良い事が書かれているんだろうと期待に胸を膨らませ読んでみました。(どうやらNFLのシーホークス監督、ピート・キャロルも愛用してるそうです。)

こんな事を助けてくれる本

  1. 心と身体の繋がりを使い、コート上で自分自身を信じる事ができる。
  2. 自分自身が最善の状態でプレイできる「リラックスされた集中力」の状態を見つける事ができる。
  3. 「インナー・ゲーム」の原理を活用し、従来からある指導方法を最大限に活用する。
  4. 緊張感(苛立ち)や疑心を克服するためのフォーカス(集中力)ができる。
  5. 賢明な練習から技術を構築し、それをコート上で役立てる。

実際に読んでみて

テニスを題材としている本ですが、内容に関してはどんな競技からビジネス、人生そのものに至るまで応用ができる書だと認識できました。いや〜、ページ数は少ないので簡単に読めますが、内容が濃いので1度読むだけでは物足りない本です。ネタバレになってしまうので多くは語りませんが、Self 1 (私1)とSelf 2(私2)の関係性や、フォーカス(集中力)は知っていたようで、改めて本を読むと、なるほど〜、確かにそうだよな。っと感嘆してしまいました。私自身はとても良い書に出会ったなと思っています。


日本語版もあるようです。

SMB7S Coach Seita