2017年10月18日水曜日

14歳以下をコーチする上で知っておくべき10のコト

私自身も14歳以下をコーチする上で知っておくべき10のコトを再確認しました。まだまだ学ぶ事は多い。特に注目したいのは、ポジションレス(ポジションを意識しない)教え方が重要で、子供達が伸び伸びとバスケットボールを体験し、きっかけを持てる事が大切です。体格が小さいからガード、大きいからセンター、と枠にはめるのではなく、プレイヤーの個性を伸ばしてやれる事が重要です。

10のコト:
  1. エリートなユースのプレイヤーというものは存在しない。
  2. エリート なユースのチームというものは存在しない。
  3. 背が高いユースプレイヤーを「大きい」もしくは「5番」、あるいは「ビッグマン」と呼ぶべきでは無い。
  4. 選手達にポジションを固定させた概念を持たせるな。
  5. ゾーンディフェンスはイケてない。
  6. 80%の練習は技術の育成と、楽しく遊べる内容であるべき。残りの20%はチーム
    としての概念や戦略に充てる。
  7. 試合後に敗戦して泣いてしまう選手がいるチームは、コーチが勝利を強調し過ぎている事の裏返し。
  8. コーチは選手に対して「おまえには〜ができないから。」と絶対に口にしてはいけない。むしろ「おまえには〜ができるようになる。」と奨励しなくてはならない。
  9. セットプレイを教えるな。どうやってプレイするかを教えろ。
  10. ピック&ロールは最も才能のあるガードと、体格が一番大きい選手がいて初めてできるプレイ。無理からにやるのは駄作の極み。チームでもっとも才能のある選手と最大の子供と排他的に行われれば, ピックアンドロールは厄介である。
10 reminders for ages 14 and under youth coaches


2017年10月13日金曜日

Bリーグの1つの見方

Bリーグが開幕してから2年目のシーズンとなり、初年度から注目して見ているスタッツがトリプルダブルとダブルダブル。昨季のNBAのシーズンはトリプルダブルが量産された年となり、MVPを獲得したラッセル・ウェストブルックがオスカー・ロバートソンの1シーズンの記録を更新した事も記憶に新しい。そして彼はポイント・ガードである。

さて、Bリーグの話に戻り、なかなかスタッツとして出てこないトリプルダブルとダブルダブル。そのトリプルダブルを昨季唯一達成したのが、今回日本代表に初選出された宇都選手。代表に選出されていないのが驚きだったものの、今シーズンもスタッツは上向き。

今アメリカの選手育成の現場で求められているのは、かつて以上の「多様性」。身体能力に加え、1から5までのポジションを守れ、多彩なスキルを兼ね備えた育成がフォーカスされている。かつてのジョーダンがそうだったように。

まだ日本人選手としては1人しか出ていないBリーグ。今シーズンはどれだけのトリプルダブル、ダブルダブルを記録する選手達が出てくるのか。楽しみにしてみたい。

http://fibaworldcup2019-asian.japanbasketball.jp/2017/10/11/news