2017年3月23日木曜日

ロンゾ・ボールって誰で何が凄いの?

全米ではマーチマッドネス(NCAAトーナメント)の真っ只中ですが、今季はUCLAの1年生ポイントガードのロンゾ・ボールが様々な理由で大注目されています。ジェイソン・キッドの再来、細いレブロン・ジェームス、シュート力のあるマジック・ジョンソンなどのような形容をされ、今年のNBAドラフトでは確実に一巡目に指名されるのではないかと言われています。

記録で凄い事:
  • ロンゾ・ボールが高校生最後の年に35勝0敗でチノヒルズ高校をカリフォルニア州のチャンピオンになり、当時の全米ランク1位となった。
  • トリプルダブルをアベレージした。(平均23.9得点、11.3リバウンド、11.7アシスト) 
  • UCLA史上最多の通算アシスト数を1年生で更新。
  • シード3で現在(3月22日時点)トーナメントはスイート16(ベスト16)
 実力で凄いこと:
  • 身長が6"6'(198cm)あり、どのポジションもできるので誰が相手でも守れる。
  • 得意なシュートフォームだが、射程距離も長く成功率も高い。
  • 周りの選手を活かす事が抜群に長けているので、チームが必ず強くなる。
  • 走るバスケットボールなので、相手が必ず疲れる。
  • 試合感が抜群に良いので、ここぞという時の決定力が強い。
  • レブロンのようなチェイスダウン・ブロックが得意。
  • レングス(リーチ)も長く、展開の先読みが得意な為スティールも多い。
今週の金曜日はケンタッキー大とUCLAの激突。シーズン中はなんとUCLAがケンタッキー大のホームコートのRupp Arenaで大金星を挙げています。さて、第2ラウンドは如何に。UCLA21年ぶりの優勝にむけて、ロンゾ・ボールの本領発揮となるか要注目です。

参考資料

https://en.wikipedia.org/wiki/Lonzo_Ball