2016年9月21日水曜日

NBAに入るにはどうしたらよいのでしょうか?

日本ではB.LEAGUE(Bリーグ)の開幕を数日後に控え、長い統一への険しいトンネルを抜けスタート地点に立てたのは良かったのでは無いかなと感じてます。もちろん新しいスタートなので、これからが大事なのは言うまでもありません。


よくある質問

さて、以前からもあったのですが、最近また頻繁に聞くようになった質問。

NBAにはどうしたらいけますか?
海外で(プロのバスケ選手)になるにはどうしたらよいのでしょうか?
アメリカのトライアウトに参加するにはどうしたらよいでしょうか?
アメリカの大学でバスケットボールをするにはどうしたらよいでしょうか?


なぜ(?)を考えよう

夢や希望を持つことは大切なので、否定的な答えを返した事はありませんが、敢えて質問を質問で返すべくこう問いたい。なぜ?

お金持ちになりたいのか?
力試し(技術試し)をしたいのか?
目立ちたい(自尊心を満たしたい)のか? 
所属するチーム(NBA/大学)を優勝に導きたいのか?
生計を立てたいのか?
学位を取りたいのか? 
国内のプロチームに所属したいから経験したい?
 
などなど。。
目的は人によって多種多様でしょうが、まず自分自身の根拠を掘り下げてみてください。
なぜ国内のプロチーム(大学)で選手を目指すのはだめなんだろう?
なぜ練習生ではだめなんだろう?
なぜ趣味ではだめなんだろう?

 

ジェレミー・リンの事例

台湾系アメリカ人で現在はブルックリン・ネッツ(NBA)と$32M/3Y (3年で約32億円)の契約をし、NBAで活躍するジェレミー・リン選手。彼は6"3'(191cm)で200lb(91kg)、高校時代もカリフォルニア州のベスト5や高校のチームを最高の勝率に導くも、大学やNBAに入るには苦難の道のりの連続です。(22歳でハーバード大学を卒業し、NBAに入れなかったら1年だけ浪人して違う人生を歩もうと思っていたらしい。)

そんな彼でも大学やNBAでは小さいわけですが、 誰よりも朝早く、誰よりも遅くまで練習やトレーニングをし、要所々々では活躍し輝かしい成績を残しています。また、苦境に立たされていた大学での選手の道も、自ら選手としてのハイライトのDVDを大学に郵送し、返事をもらったり、もらえなかったりと挫折を繰り返しますが、努力の片鱗を垣間見れます。


まずは

さて本題の「NBAに入るにはどうしたらよいのでしょうか?」日本国内にいる選手はまずこれをやってみてください。

大学は卒業していてNBAを目指す人:
  • 191cm/91kgぐらいの体格の選手に1on1で勝つ(ディフェンスできる)実力をつけましょう。
  • 英語を毎日誰かと話しましょう。
  • 英語の本を毎日読みましょう。
  • 自分自身の優秀なポートフォリオと所属球団からの推薦状を用意しましょう。
  • 禁酒、高タンパクな食事、充分な睡眠。
  • キツくて無理、と思える練習とトレーニングをしましょう。

アメリカの高校・大学選手を目指す人:
  • TOEFLでiBT(100)かPBT(600)近い点数をとれるようにしましょう。
  • 練習は誰よりも早く、誰よりも遅くまで、やる努力をしましょう。
  • 積極的に知らない人に話ましょう。できれば英語で話せる相手。
  • 英語の本を1週間に1〜2冊読みましょう。
  • 自分自身のポートフォリオを準備して、大学にいつでも送れるようにしましょう。(動画がベターなのでYouTube) 
  • 高タンパクな食事、充分な睡眠。
  • アメリカの高校と大学を調べましょう。(候補を見つける。)

こんなところから初めてみてはいかがでしょう。違うなと思った人は今一度、自分自身に問いかけてください。なぜ?なぜB.LEAGUEじゃだめなのか?なぜオーストラリアじゃだめなのか?



SMB7S Coach Seita

参考: